泡沫短歌
泡沫短歌 春の朝
2022.03.05 *Edit

春の朝 開く蕾に 魅せられて 漫ろ笑む君を 懐かしむ吾 瑠紫闇

忘れられない想い出・・・
2007年3月に撮影した写真と
詠んだ短歌です
写真を入れ替えて再更新します
母と私との間には少なからず
感情の隔たりがあり
私にとって母は時として
理解を超えた存在でした
今でもベッドに横たわり
穏やかな表情で
じっと私を見つめていた
済んだ瞳が忘れられません
あの時母は
自分の最期を悟っていたのか
何も言わずただただ
私の顔を見上げていました
何かを伝えたかったのか
それともただひとこと
さよならを告げたかったのか
今でもわかりません
毎年木瓜の花が開く頃は
そんな追憶に沈みます・・・
※泡沫(うたかた)短歌とは
泡の如く消えてしまう
取るに足りない短歌のこと
私の下手な短歌にぴったりだと
勝手に造語命名しました
悲しみは雪に眠る alan

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